予定通り、地元でクレイジーケンバンドのベスト盤「OLDIES BUT GODDIES」を買いましたよ。商業ベース作品の購入は実に久しぶり。
ちなみに、僕がCDを買ったまさにその瞬間、ダイエー−巨人のオープン戦で、新垣投手が清原選手から三振を奪っていました(笑)。
ともかく、
最初に聴いたとき気にいったわけだから、早く買えばいいものをさ。初動が遅いのがここ数年の僕の悪いクセ。
V6も、最初に聴いて気になってから5年くらい買わなかったわけで。でも一度好きになったら割りと一途なほうでね。それで許してください(誰に言っている?)。
で、内容なんですが。
昨年7月に最初に聴いたあと、しばらくしてから、立ち読みした雑誌に横山剣さんのインタビューが載っていた。編集部の書いた紹介文は「ヒップホップ、ラテンなどに歌謡曲のテイストを取り入れたサウンド」ってな内容。それってさ、単に「歌謡曲」って言えばすむんじゃないのか? と内心ツッコミをいれつつ読んでいくと、横山さんご本人は「自分のやっていることは歌謡曲」と断言。ああ、ステキな人だ。と感動した。(だから、早く買えよ)
正倉院御物ではないけれど、世界中のあらゆる文化を受け入れる柔軟性こそが、日本文化の特質。その伝統に則って、世界中のあらゆる音楽を取り入れて、日本人の耳になじむ楽しい音楽を作り出すこと。それこそが歌謡曲だと思っている。「こうゆうコード進行が歌謡曲」「こうゆうメロディーが歌謡曲」でなしに。柔軟性、その魂こそが歌謡曲。
今回初めてじっくり聴いて思ったけど、バンドでこの、ジャンルを超えた懐の深さ、ってゆうのはすごいですよ。普通もっとジャンルにこだわる、ってゆうか、寄りかかる、ってゆうか、頼りたくなるもんだと思う。ブックレットで横山さんご自身が「どこを切っても大丈夫だ」と題する一文を書いていて、「コンセプトのないバンド」を誇らしく語っていらっしゃる。「すべては楽曲を中心に宇宙が形成されているのだ」と。そうだよな、その曲の宇宙を最も良く表現するスタイルで演奏すればよいのだ。勝手な解釈かな。
ともかく、CKBさんには「歌謡曲の魂」を感じました。さてと、どうしようかな、同時発売のDVDも買おうかな。5月に川崎でライブがあるらしいんだけど、行けるかどうかわからないし。
そおそお、4月からは、TVK(テレビ神奈川)制作で、「ハマトラ深夜族(仮)」というレギュラー番組もスタートするらしい。これは絶対チェックですね。
posted by Honeywar at 00:16| ☀|
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