2013年11月18日

鉈切り丸 [なたぎりまる]

20131117_02鉈切丸.jpg

劇団☆新感線のいのうえひでのり演出・V6森田剛主演のお芝居。

妻の友人で森田くんの大ファンの女性が観に行けなくなったため、僕が一緒に観にいった。

4列-22番という席番。「4列目か、かなり前のほうじゃん」と思っていたら、4列目が最前列。しかも22番というのはほぼまん真ん中。

芝居の終盤は雨の中の立ち回り。本水の中での激しいアクションがあるため、最前列はシブキ避けのビニールシートが配布されるほどの近さ。妻が滅多に見せない「チケット運」を発揮したことになる。来られなかった森田くんファンの女性は気の毒だったが、僕が芝居を堪能させてもらった。

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posted by Honeywar at 00:55| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年04月10日

襲名披露は6月も。それに「外郎売」も

 市川海老蔵さんの襲名披露、5月の歌舞伎座は行けないことははっきりしているんだけど、翌月、6月も歌舞伎座で続くらしい。
 口上で海老蔵さんにニラんでほしいのもあるけれど、6月は、父上・12代團十郎さんの「外郎売」もある。こちらはナマで観たことはないので、観てみたいなぁ。
 日本の敵討ちで有名なのは、曽我兄弟、忠臣蔵、荒木又衛門。このうち、江戸時代には曽我兄弟のあだ討ちがめっちゃくちゃ人気があったようで、歌舞伎にはよく取り上げられている。鎌倉時代の人物なんだけど、江戸時代の「現代劇」で、「助六 実は 曽我五郎」とか、妙な設定で登場することが多い。
 小田原名産の薬・外郎[ういろう]。含むと、口がさわやかになり、早口言葉も楽々言える万能薬。その外郎を売る行商人が、実は曽我五郎、というシュールなお芝居。うーむ、観てみたい。でも、6月も微妙なんだよな、行けないんじゃないかな....
posted by Honeywar at 03:23| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年03月20日

アマデウスの再演

 お、9代目・松本幸四郎さん主演(サリエリ役)の舞台・「アマデウス」が再演だって。この公演で400回を迎えるらしい。で、いついつ?....5月か....
 行けないなぁ。ああ、残念。6年ぶりの再演だって。もうそんなに経つのか....
posted by Honeywar at 18:26| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年03月19日

海老蔵さんにニラんでほしいんだが

 7代目・市川新之助さんが、11代目・市川海老蔵を襲名する、という話は以前から聞いていた。
 江戸歌舞伎最大の名門・成田屋。この家系は、襲名口上で、「吉例により、ひとつニラんでご覧に入れまする」と言って、客席をニラむのが名物(笑)。なんでも「市川團十郎にニラまれたら子供のおこり(マラリヤ)が直った」とか「風邪をひかなくなった」などの伝説があるためだとか(更笑)。
 めったにないチャンスだからぜひともニラんでもらいたかったんだが、5月の歌舞伎座での襲名披露公演は行けそうにないなぁ、襲名披露はしばらく続くだろうから、まだ機会はあるかもしれないけど....
posted by Honeywar at 01:03| ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年03月11日

モーツァルトは神の笛

 P.シェファーさんの戯曲「アマデウス」。映画化もされたけど、日本の舞台では、9代目・松本幸四郎さんがサリエリ役をライフワークの一つとしていることでも有名だ。僕ら夫婦も何度か観に行ったことがある。さすがに圧倒的ですばらしい舞台だった。

 敬虔なキリスト教徒で高名な音楽家・サリエリ。しかし品性のかけらもない若者・モーツァルトの音楽を聴いてがく然とする。アマデウス(神に愛されし者)の名のとおり、神がかり的な才能を発揮する下劣なモーツァルト。信心深いサリエリに与えられた才能は「たった一人、モーツァルトの音楽の真価を理解できること」だけ。なんと言う神の皮肉! サリエリは、モーツァルトを経済的・精神的に追いつめ、破滅させることで、神への復讐を果たそうとする。モーツァルトが死に、完全に勝利したはずのサリエリ。しかし、後に残ったものは、自分の凡庸な音楽と、世間の虚しい賞賛の声だけ。絶望の中、年老いたサリエリは、神への最後の復讐を試みる....

 この中で、「モーツァルトは神の笛」というセリフが出てくる。神様はモーツァルトという笛を吹いて、天上の音楽をこの世に奏でる。笛が壊れかけ、つまりモーツァルトが病魔に侵され、死の危険にさらされようとも、神は笛を吹くことをやめない。モーツァルトは命を削りながら作曲を続ける。「モーツァルトは神の笛」とは、神の無慈悲さ・呵責さを表す印象的なセリフだ。

 アテネ五輪野球の日本代表監督・長嶋茂雄さんが倒れられて以来、マスコミは連日この話題で持ちきりのようだ。ニュースを見るヒマのない僕でも、電車の中で他の人が読むスポーツ紙や夕刊紙の見出しはイヤでも目に入る。あと5ヶ月後に迫ったアテネ五輪。長嶋さんが回復してくだされば、もちろんそれに越したことはない。だが、「長嶋ジャパン以外は考えられない」というようなかたくなな声を聞くにつれ、「モーツァルトは神の笛」というセリフが記憶によみがえった。また、前阪神監督の星野さんを擁立しようと主張しているタレントもいるようだ。星野さんにしろ、健康上の不安があったから昨年で監督を辞任されたはず。これも「神の笛」だ。もちろん吹こうとしているのは神様ではない。だがこの呵責さは神様に似ている。
posted by Honeywar at 22:56| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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