派手なカークラッシュや爆発が売り物だったこのドラマ、最初の放送は1979年の10月だったというから、25年前ということになる。今回は、国際テロ組織が相手。今日日、日本で(あ、「日」の字が3連続。まぁいいか)これだけハデな爆発を起こそうと思ったら、テロ組織を相手にするしかないのだろう。昔なら、そんな小理屈はどうでもよかったのだが....
かつての団長・大門さんは課長職となって一線を退いている。現在の団長は....あれ?この人、殉職したんじゃないっけ?と妻と話していたのだが、公式HPを見たら、殉職したのはハーレーダビッドソンにまたがるタツさん。この団長はハトさんだ。似てるけど。
テロリスト・スズキマコト(オリックスのピッチャー?)には神田正輝さん。無表情で残忍なテロリストを好演。舘ひろしさんもシブくなったものだ。西岡徳馬さん、大杉漣さん、戸田菜穂さんなんかもいいですね。その分、若手がイマイチ目立たなかったようだ。
クライマックスでは、パトカーが空中を跳びながら、何台も爆発・炎上。観光バスや、テロリストのアジトであるコンクリート工場(?)の爆発も、本物の炎。最近なら、爆発シーンはコンピューターグラフィックを使われたものがほとんどだと思うんだけど(このドラマでも、もしかしたらうまく使われているのかもしれないけど、全然そんな感じがしなかった)、この迫力、というか、ここまでやるか、というバカさ加減がすばらしかった。
しかし、本当なら昨年放送されるはずだったドラマ。今年になっても、テロの脅威、というのは少しも事情が変わっていない。昔のドラマの単純な楽しさは、平和だったからこそなのだろう。ちょっとノスタルジックで悲しい気分にもなった。今回も楽しかったけどね。
スポコンのような熱さが見る側にもないと、
なかなか理解しにくいものです(^^;)
タイ映画のような、アクションありきで
ストーリーは、二の次みたいな感じで突き抜けて作って欲しいですね〜。
一日たってかみ締めてみても、若手はイマイチ目立っていなかったですねぇ。
> スポコンのような熱さが見る側にもないと、
> なかなか理解しにくいものです(^^;)
そうなのかも知れませんね。
ちょっと他のblogで「爆発がショボい」なんてことを書いてる方がいらしたので、へ? と思ったんですが。もしかしたら、映画などでよくある、ちゃちいコンピュータグラフィックの方に迫力を感じているのかなぁ、と。
車が本当に空中を飛んで爆発して、倒産したホテルとはいえ、本当にアーケード下で爆発が起きて、この迫力を味わえない、というなら、やっぱり見る側の熱さの欠如かな、と思いました。