2008年09月28日

大決戦!超ウルトラ8兄弟

2008-09-13_超ウルトラ8兄弟ポスター
 映画「大決戦!超ウルトラ8兄弟」。

 子供のころ、「大きくなったら何になりたい?」と聞かれると、「ウルトラマン!」と元気よく答えていた僕だ。しかも、映画の舞台はなじみのある横浜。主演は、当blogでもしばしば絶賛している「技術系アイドル」・V6の長野博クンとくれば、見ない手はない(笑)。公開初日9月13日に観てきた。
 映画の見所のひとつは、昭和のウルトラマンたち、ウルトラマン・ウルトラセブン・帰ってきたウルトラマン・そしてウルトラマンAと、平成のウルトラマンたち、ティガ・ダイナ・ガイア、そしてメビウスの共演。

 なにが問題かというと、昭和のウルトラマンとメビウス、そしてティガ・ダイナ・ガイアは、元々別の設定・パラレルワールドのようなものだったということ。昭和のウルトラマンとメビウスはM78星雲から来た宇宙人。対するティガ・ダイナ・ガイアは地球の巨人族。この2系統の物語を、どうひとつに融合するのか。

 解決策は、実にお見事。映画は、これまでのどのウルトラマンとも異なる設定、私たちが住む日常に似ている(しかしほんの少し違う)パラレルワールドを舞台にスタート。

 この映画世界では、昭和のウルトラマンはテレビで放映されていたが、実在はしていない。そして平成のウルトラマンは実在はおろか、テレビ放映すらされていない。そして昭和のウルトラマンのテレビ放映を夢中になって見ていたかつての少年、宇宙飛行士になる夢に破れ、現在は横浜市役所に勤務するマドカ・ダイゴが主人公。

 遅刻や居眠りをしながらチンタラと(笑)市の観光課勤務に明け暮れるダイゴの平和な日常。だが、横浜の空に、破壊され砂漠化した横浜の街の不気味な蜃気楼が現れた日から、静かに日常の平和に裂け目が生じてくる。

 ダイゴはしばしば幻影を見るようになる。テレビでも見たことがないウルトラマン(メビウス)の姿、そして旧知の自転車屋ハヤタ、ハワイアンレストランのマスター・モロボシダン、自動車工場を経営する郷秀樹、パン屋の北斗星司がウルトラマンに変身する幻影。

 そして横浜赤レンガ倉庫の観光案内中、再び幻影が。かつてテレビで見た怪獣ゲスラが赤レンガ倉庫を破壊。これと戦う、あの見慣れないウルトラマン(メビウス)。テレビの記憶を頼りに、ダイゴは怪獣の弱点をウルトラマンに助言。アドバイスの甲斐あり怪獣を倒したウルトラマンメビウスは、幻影の世界・「ウルトラマンの存在する世界」から、ダイゴの住む「ウルトラマンの存在しない世界」に、ついに紛れ込んでくる。

 メビウスは人間の姿・ヒビノ ミライとなり、ダイゴに語る。赤い靴をはいた不思議な少女から、「ウルトラマンのいない世界が侵略者に狙われている。その世界に行き、7人の勇者を目覚めさせて、ともに侵略者を倒して」と告げられたと。ダイゴ自身も子供のころ、赤い靴をはいた不思議な少女に会った記憶がある。しかし、そのとき少女と交わした約束をどうしても思い出せない....

 さてさて、映画のテーマのひとつは「夢」。「夢をあきらめないで」「夢から逃げないで」....というと、実に陳腐なテーマということになってしまうのだが、このテーマを「パラレルワールドの記憶の覚醒」という形で表現しているのが、大変おもしろかった。

 別の世界で自分が果たしていた役割や能力を思い出し、覚醒することで、何かが起こる。この不思議な感覚は、輪廻転生の記憶を精神療法に生かしているというブライアン・ワイス氏の「前世療法」に似ている。

 とはいえ、ストーリーや映画の語り口そのものは、あちこち破綻があり、突っ込みどころは満載。しかし、そんな細かい欠点などは、映画のクライマックス、高さ512m・長さ738mの大怪獣「ギガキマイラ」に向かって、身長45mほどの小さな8人のウルトラマンたちが立ち向かってゆく圧倒的な勇敢さの前ではふっとんでしまう。

 この勇敢さこそ、ぜひ見習いたい! 僕らが日常で出会う多少のピンチなど、この大怪獣に比べれば、ものの数ではないからね。

20080914_超ウルトラ横浜ツアー_52ウルトラマンと少年
 映画を観た翌日、夫婦で、映画の舞台である横浜を散策。写真は、ウルトラマンガイア=高山我夢が勤める横浜マリタイムミュージアム前のウルトラマン像(ミュージアムは改装のため明日28日で一旦閉鎖。像も明日28日で公開終了となるはず)。この散策の模様は、いずれネットラジオで公開予定。

 映画の本筋とはほとんど関係ないが、われらが横浜ベイスターズはウルトラマンダイナ=アスカ・シン投手の活躍で優勝(爆)。ここら辺については、別blogにて

 そのほか、懐かしいヒーロー・ヒロインとそのご家族共演、僕と同い年の横浜市長・中田宏さんの熱演など観どころは満載。楽しい映画だった。
posted by Honeywar at 00:58| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映像作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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