2004年04月09日

文化の伝言ゲーム

 燃えたのはいいが(笑)、今は仕事がハードで、毎日午前帰り。妻からも「日記など書いている暇があったら寝るように」といわれた(更笑)のでちょっとお休みしていました。

 さて、中日ファンの人と、昼休みしゃべっていたとき、話題が1974年の日本シリーズに。巨人の連覇が9でストップ。この年、長嶋選手が引退。セリーグは中日、パリーグはロッテが優勝。日本シリーズはこの両チームで争うことになった。

 このとき「燃えよドラゴンズ」が流行ったんだよね、と僕が言うと、横で聞いていた、4月からチームに入った先輩。「あ、Honeywar君も好きだったんだ。アチョー!」と言ってヌンチャクを振り回す動作。えーっと、先輩、それは「燃えよドラゴン」です。僕が言ったのは、「燃えよドラゴン

 でも、この認識は、ある意味間違っていない。ブルース・リーさん主演、1973年の映画「ENTER THE DRAGON」。日本での配給会社の方だと思うが(申し訳ない、お名前は忘れた)、日本語タイトルをつけようと非常に苦心された結果、司馬遼太郎さんの小説「燃えよ剣」にヒントを得て、「燃えよドラゴン」と名づけたらしい。....最近は少なくなった日本語タイトル。でもこの苦心は賞賛されるべきだろう。もしかしたら、このタイトルがなかったら、この映画は日本でヒットしなかったかもしれないし、そして翌年・1974年、あの魂の名曲「燃えよドラゴン」だって生まれなかったかもしれない。

 「タイムボカン」シリーズなどで知られる山本正之さんのデビュー曲。中日の選手名を網羅する歌詞と、単純な音形の繰り返しでどこまでも盛り上がるメロディー。元野球選手の歌唱としては最大のヒットとなったらしい坂東英二さん歌唱の初版をはじめ、何度もリメークされている名曲。正式な球団歌ではないのに、中日ファンのみなさんは今でも得点シーンで歌っている。

 僕をはじめ、中日ファン以外の間でも、この歌のファンは多い。「燃えよ剣」→「燃えよドラゴン」→「燃えよドラゴンズ」。パロディーなんて安直な言い方で呼ばないでほしい。人の心をうつ「文化の伝言ゲーム」だ。
posted by Honeywar at 02:23| 曇り| Comment(0) | TrackBack(3) | 名曲選 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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